紫外線とシミと日焼け止め

2021/05/31 ブログ

シミにはいろんな種類がありますが、紫外線によってできるシミは

老人性色素斑(日光性黒子)と呼ばれるものです。

 

うちのサロンのシミケア機でも

シミが取れやすいのと取れにくいものがあります。

 

「このシミ取りたい」と施術しても黒く反応しないシミは取れません。

茶色や黒いシミは施術したらより黒くなるので、「これは取れるシミ」と判断して何回か繰り返して取りますが、

灰色や青い色のシミはUVAにより真皮層の奥でできたシミなのでなかなか取れません。

それこそ

フォトフェイシャルなどで時間をかけて真皮層のターンオーバーを早めて、やっと取れるシミになってきます。

それはクリニックでも同じことだと思います。

 

紫外線って何

紫外線とは

そもそも紫外線って何?

太陽の光は、図のように分類されています。

 

紫外線は可視光線より短い波長の公選で、波長によって

長波長紫外線(UV-A)と

中波長紫外線(UV-B)、

短波長紫外線(UV-C)に分けられます。

波長の短い紫外線は、大気のオゾン層で吸収され、地表で私たちの肌や目にダメージを与えるのは、UV-BUV-Aの中波長から長波長の紫外線です。

 

肌への影響が異なるBとA

UV-B

日焼け後の肌が赤く炎症を起こしたり、時には水膨れになるのはUV-Bが原因です。

表皮の細胞に強く働きかけシミ・そばかすなど色素沈着の原因になります。

急激な日焼け=「サンバーン」といいます

 

UV-A

UV-Bより作用は緩やかですが、肌の奥深くの真皮まで侵入して、肌のコラーゲン繊維などを傷つけしわなどの老化を早める原因になります。窓ガラスなども通過するので十分な注意が必要です。しわの原因です。

緩やかな日焼け=「サンターン」といいます。

SPF,PAって何?

SPF、PAて何?

SPF値とは

Sun Protection Factor(サンケア指数)の略で、サンケア化粧品のUV-B

の防止効果を表す指数のことです。

数字が大きいほど効果があります。

 

SPF10とは、サンケア化粧品を使用した場合、使用しない場合より日焼けを起こす時間が10倍遅くなる、という目安です。

ただし、日焼けを起こす時間については個人差があります。

 

洗濯物を干すときに注意してください。焼けたくない人は、春先からSPF20前後(6時間カット)のものを塗っておくとよいでしょう。

 

 

PA値とは

サンケア化粧品のUV-A防止効果を表す指数。(Protection Grade of UV-Aの略号)

ピーエーとよび、+(ワンプラス)、++(ツープラス)、+++(スリープラス)の3分類で表し、

+が多いほどその防止効果は高くなります。今は++++もありますね。

 

PA値も肌の色素沈着が起こるまでの時間を引き延ばすことができるかどうかという数値なので

つけていれば全く日焼けしないというわけではありません。
あまり薄付きにせず、しっかりと塗ること、こまめに塗りなおすことが大切です。

 

ですが、数値の多いのが良いかというとそういうわけでもなく、

肌への負担を考えると、自分の生活にあった日焼け止め(SPF24・PA+)とか
レジャーの時には、屋外ではSPF50・PA+++ で、などと使い分ける方が良いのです。

 

太陽の効果は?

太陽の力

太陽って悪者なの

いいえ、

太陽は生命に大きな影響力を持ちます。

・ 生命をはぐくむ

・ 殺菌作用がある

・ ビタミンDを吸収し体内でカルシウムに変えられる

・ イライラを軽減する

・ 自律神経を切り替える

・ うつ病、不眠症の改善

・ 心臓病を減らせる

・ 血液中のコレステロール値を強力に抑える

・ 時差ぼけを治

・ ぜい肉がつきにくい

・皮膚の免疫能力を維持する のどの働きがあります

 

 

太陽は生命に大きな影響力を持つ
 

すべての生命にとって、太陽はなくてはならないものです。

太陽は、「ボディリズムの調整」「免疫力の上昇」「栄養成分の吸収率アップ」「ホルモンバランスの調整」など、

心身の生理活動を維持する上でたいせつな役割を果たしています。

 

人も、犬や猫、稲や桜も、トンボもカエルも 太陽があるから育つんですよね。

ただし、浴び過ぎると、皮膚病や、熱中症になりますが。

シミしわの原因でもありますよね。

 

殺菌作用があるのは、ふつうオゾン層によって地表には到達しない「UVC」なのです。

これは強力な生物破壊作のある紫外線でDNAに直接作用し、DNAを不活性化させます。

紫外線UV-Cは微生物の核内にある核酸たんぱく複合体に作用、変性を起こして死滅させるといわれています。

スリッパや白衣を殺菌しているのも、このUV-Cの波長をもった装置です。

 

結核菌は脂質の壁が厚いため 通常の消毒薬ではなかなか死にません。

しかし、日光に2~3時間程度当てるとほとんど死滅することがわかっており、結核菌を含んだリネンの消毒として日光(表と裏を半日づつ日に当てる)が有効とされています。

 

ビタミンDは「サンシャインビタミン」と呼ばれ日光に含まれる紫外線に当たることで体内で合成されます。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるのですが、皮膚に日光を浴びないで、体内のビタミンDが慢性的に不足すると、骨軟化症や骨粗しょう症を引き起こす人が多いです。

そしてビタミンDが不足すると糖尿病や結腸癌、乳がん、前立腺がん、子宮がん、クル病などの発病の割合が高くなるそうです。

ビタミンDは、新しい細胞を作り出して、お肌のターンオーバーを整えると同時に、紫外線などで受けた細胞のダメージをなくしてくれるのです。

まだ代謝を良くする効果がありますのでダイエットにも効果的と言われています。

脂肪脂肪酸とグリセリン水酸基が結びついてできますが、私たちのカラダがこれを分解する時に紫外線の力を借りる為、陽を浴びると贅肉が付きにくいのではないかといわれています。

免疫力を上げる紫外線

外気に触れる

また、日光の紫外線には、皮膚の免疫能力を維持させる働きがあります。

日傘やサンスクリーン剤で日光の紫外線をずっと避け続けていると、免疫力が低下し、免疫システムが異常を起こして、アトピー性皮膚炎や花粉症にかかりやすい体質になります。
さらにまた、日光を浴びない生活を続けていると、正常なボデイリズムが刻めなくなり、ウツ病にもかかりやすくなります。

日光浴によって、イライラを解消し自律神経を正常に戻せるんです。

   

 

紫外線を浴びるのは、午前10時~午後3時を避けましょう。

この時間帯は、1日のうちで最も紫外線が強いため、肌への負担が大きすぎるからです。

1日およそ15分、真夏は5分もあれば十分です。

気持ち良いと感じる程度に、日焼け止めを塗らずに、手のひらだけでも ひなたぼっこしてください。

そして、ぐっすり眠れたら、プチ鬱も解消します。

 

また、

母乳だけで育てている赤ちゃんは、

ビタミンD不足により、クル病になりやすいそうです。最近は日焼けを気にするあまり、日光浴(ひなたぼっこ)をさせなくなりました。 
しかし、母体と母乳にビタミンDが不足しているため、くる病になりやすいのです。

だから、ひなたぼっこというよりは、しっかり外気浴させた方が良いのです。  

紫外線散乱材と紫外線吸収剤の違い

日焼け止め

日やけ止めには、紫外線をカットするために、「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」が使用されています。「紫外線散乱剤=お肌にやさしい」「紫外線吸収剤=お肌に悪い」という印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか?


現在どちらか一方のみを使用した製品、両方使用している製品とありますが、紫外線吸収剤と散乱剤のどちらかが、絶対良いとは言えないのです。

 

紫外線散乱剤

紫外線吸収剤

しくみ

紫外線を

反射・散乱させて皮膚を防御

紫外線を

吸収し、熱や赤外線に変化させて放出

イメージ

ベールを巻くイメージ

スポンジを載せているイメージ

効果

ふんわり肌に優しい

効果が高い

テクスチャー

白浮き・軋みがある

肌感触が良い

成分

無機粉末・白色

透明・他の分子と結びつきやすい

タイプ

ミルクタイプやクリームタイプ

ジェル・ローション・スプレータイプに多い

フォロー

2~3時間おきに塗りなおす

けっこう長持ち

落とし方

お湯やせっけんで落ちる

クレンジングを使う

自分の用途や肌質に合ったお気に入りの日焼け止めを見つけて、日焼けの心配をせずに太陽の下で

のびのびと過ごしましょう。