デリケートゾーンと下着 昔と今

2020/02/08 ブログ

デリケートゾーン、かゆくなることありますよね。

昔はこのデリケートゾーン=VIOの、

Vの部分を「デルタ」なんて言い方もあったようです。

 

今なら、アンダーヘアケア=VIO脱毛してしまえばずいぶん楽になるのですが、昔ってどうしていたんでしょう。

 

生理の時は?
今みたいにナプキンもないし、まして下着はどうしてたんやろ?って
悩んだことがあって

大正生まれの主人の母に聞いたことがあるんです。

(和歌山弁を標準語に直し、わかりやすくしてみました)

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着物の時は、帯を締めて姿勢がきれいですよね。
自然に骨盤底筋が鍛えられ、お下(vio)も閉まるので、おもらしが少ない。
生理の時の経血もトイレ(お便所=「ご不浄」と言いました)で、おしっこと一緒に出したそうです。

ただ
和裁や、じっと座っていたあと立ち上がった時に、うっかり緩んで粗相(そそう)をしてしまうこともあったそうで。
だから「お腰」は赤い方が便利だったとか。。
(ノーパンなので、お腰を通り越し、着物まで汚すこともあったようです)

子供を産んで、緩んでいる時などは、布など小さく丸めて膣に詰めていた(栓のように)そうです。

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なるほど~。

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着物の下は?

で、着物の下着はどうしてるの?って

そう、ショーツは履かないていなかったんです。
さっきの義母の話のように。(私は股上がとても浅いものを履きますが)

でも、
お腰と呼ばれる「腰巻」はありました。

 

その起源は、「湯文字
(腰からひざまで=腰巻)というのが平安時代にできて、

女性が
上流の人のお風呂(蒸し風呂)の世話をする時に臨時でつけてたものが、
室町時代には一般的になり、
だんだん、その上に浴衣を着て蒸し風呂に入ってたそうです。

江戸時代には、お湯に浸かることが普及し、初めは湯文字をつけていたけど、そのうち裸(混浴も)で入るようになったみたいです。

 

そして
湯文字もそのまま着物の下につけて歩くようになって。。。
着物の裾除けの下に巻いてたんですね。

外に
はおる着物も、内に着る長襦袢(ながじゅばん)も、裾除けの下に腰巻を巻いていて、どれも、スカスカします…

私は
若いころ着付け教室に行ってた時、さすがに小さいショーツは履きましたが、トイレがとても大変なんです。腰ひもがあるので、そこまでの浅いものが要ります。

振袖の時は「超小さなの」を履いた記憶があります。。。

 

今なら 着物の下は

和装ブラと肌着、襦袢・裾よけ、足袋 そして 長襦袢、腰紐で固定します。
おはしょりを整えるには、
シームレスタイプのショーツかTバックを身につけた方が安心です。 
また

今はローライズステテコ、股下の浅いボクサータイプ、股割ショーツとか工夫されたものがあります。

着物の下着もずいぶん簡単に今風に進化しています。

スカスカと婦人病

これは私の亡くなった母(昭和一桁生まれ)が30年ほど前に、私に言ったことです。

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着物時代が長かった日本、この「お下スカスカ」のおかげか、あんまり婦人病はなかったようです。
アンダーヘア(VIOの毛)があっても蒸れなかったのです。

 

性病は、
特殊なお仕事の女性がかかるものであって、(たまに外で遊んできた夫に移されるケースもあったようですが。)
今の子宮筋腫やチョコレート膿疱、子宮がん、などの病気はとても少なかったようです。

 

それはなぜか?

着物をお召しになる方はわかると思うんですが、
基本的にショーツをはかないんです、というか履くとトイレに不便ですよね。
だから
お下(VIO)周りはスカスカします。

ショーツで言うクロッチ(股)部分がないから。

お腰」(裾除け)は巻くものであって、直接デリケートゾーンに触れないですから。 

 

それが、
現代ではパンツルックになり、スカートでもガードルやストッキングを履いたりして何重にもカバーしていますよね。
蒸れる原因です。

婦人病が増えた原因だと言いました。

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だから西洋では早くからお下の脱毛=VIO脱毛が一般化したのか~。
なんてね⁉

 

他の原因として

「冷え」が婦人病の原因の一つでもあるんですが、
着物はお腹周りはあったかくて、お下は蒸れなくなっているのです!

それに旬の物しか食べないので体が冷えることが少ない。

 

また、
昔は寿命も短く、5人前後出産していたので人生で50回位だった生理が、
今では女性の出産回数が大きく異なるので、生理の回数も400回位とかなり違います。 


まだ5~60年ほど前、
女性の生理は33年間と言われていました。(16歳くらいから50歳手前まで)
でも、出産回数も減り、生理期間も長くなったことにより、月経や排卵が増えた結果、子宮内膜症、子宮頸がん、卵巣がんが増えてしまうということなんです。

ちなみに
出産後、授乳中であっても、4か月前後で、産後初めての生理はやってきます。だからたまに年子や同学年の兄弟もありますね。
(満身創痍の母体を守るためにも75日は性生活を控える方が安全です)

 

腰巻が赤いのは

腰巻が赤い美人画

そんな着物の下着にも流行はありました。

始めは遊女の間で、「緋ちりめん」という赤い布の湯文字が流行り、
歌舞伎役者の女形が、「チラ見せ」でこれを使い、一般にも流行ったようです。

それが
だんだん普段の着物の下につけて歩くようになり、「腰巻」や「蹴出し(けだし)と呼ばれるようになりました。

 

そして腰巻が赤い理由のいくつかに、
・元々は白かった腰巻が、魔除けや火事除けといった都市伝説みたいなものから、
・生理の時に粗相してもわかりにくいから、や
・男性を燃え上がらせるのに良かった、
・歌舞伎役者が流行らせた とか色々あります。

で、

遊女が流行らせた赤い長じゅばん、これも色気があって・・・
 

☆17年くらい前、友人が
サークルの新年会で、着物の下にこの赤い長じゅばんを着てきたことがあり、柄が柄で(48手だった)みんなでワーワーキャーキャー言った記憶があります(笑)

(ただ、色の薄い着物の時や正装の時の下着は白色が基本です。)

VIOのかゆみの正体は?

VIO脱毛したお尻

VIOのかゆみの原因は
接触性皮膚炎と呼ばれ、「下着かぶれ」が一番多いのです。

 

痒くなるデリケートゾーンをなんとかマシにするために、

・まず下着を綿や絹に変える

・ムレないように、お風呂上りに乾かす(髪の毛と同じように)

・クリームで保湿する(デリケートゾーン専用のもあります)

・こすれないようにVIOを脱毛してしまう。

・白砂糖やインスタント物を避ける

・体が陰性に傾かないように天然塩でミネラルも補給する

・まだかゆい場合は「OOニーナ」などお薬を塗る

・どうしてもかゆみがひどいは病院に行く。

 

☆化学繊維の下着はかわいいのが多いのですが、高い。
そのままだとだんだん酸化して変色するからおりものシートを敷く。
するとかゆみが増す。。の悪循環です。
ぜひ、安くてかわいくないけど(買い替えやすい)安心な天然素材の下着をつける時間を増やしてください。

 

☆私、
寝る時にパジャマの下に「ショーツをはかない」ことを試したところ、夏場はとても快適でした。

冬はさすがに寒いのではいていますがwww

一度試してみてください♪

環境ホルモンと生理痛

お尻

環境ホルモンとは

主に農薬、界面活性剤、プラスチックの原材料などから、
女性ホルモン(エストロゲン)のような働きをする化学物質が出て、
それが動物や人間の体内に入り込み、人間などの体内にあらかじめ設計されている成長のプログラムを妨げてしまいます。

ほんの少しでも、人体に影響を与えるそうです。

 

 

環境ホルモンは、
特に私たち女性の毎月の生理(月経)の時に使うナプキンタンポンからも大量に発生しているそうです。

そのためか
近年、生理痛がひどい人が多く月経の量が多すぎたり、子宮筋腫発生率も高くなっているそうです。

それは、子宮の温度が低い、子宮への血液循環が悪いなどの状態です。

 

 

布ナプキン 

冷え対策は

紙ナプキンやタンポンに代わって、布ナプキンにして、子宮と仙骨を温め、生理痛を楽にしましょう。

 

なぜ、紙ナプキンが良くないのか。

それは先ほどの「環境ホルモン」が出る事と

使われている「高吸収ポリマー」です。

表面はさらさらしていても、「冷えピタ」(熱さまし)をずっと貼り続けているのと同じなのです。

だから

紙ナプの使用は極力、最低限にしましょう。

 

 

布ナプキンは、

ガーゼやニット、綿など天然素材でできています。

「身体へのやさしさ」と「ごみを少なくするエコロジー」の観点からも注目されています。

布ナプは濡れて冷えるとすぐにわかり、取り換え時期を教えてくれます。

布ナプを使用していると汚したくないので、骨盤底筋を鍛えられ、経血コントロールができるようになってきます。
 

布ナプは、「メ〇カリ」などでも買えるようになりましたね。

おりものシートの代わりにもなり、あったかいですよ。

 

あと、生理用品としては「月経カップ」や「シンクロナプキン」などもあるようです。 気になる方は調べてくださいね。

 

 

女性が生き生きと輝いてこそ、世の中が明るくなっていきます。

幸せに暮らせるように、体に優しいことを考えていきたいですね。

春画は嫁入り道具だった

春画

春画の世界では、

どの女性も幸せそうな表情をしています。

 

愛し合う恋人同士や夫婦の営みを描いているからです。

 

そこに描かれているのは、古典やいろんなパロディもあったりして面白いのですが、とってもデフォルメされていて、ありえないのもよく出てきます。

そして
女性の下の毛も1本1本丁寧にしっかり描かれているのです。

当然、ショーツははいていないので、直!

でもやらしくないんですよね。

 

江戸時代の写楽・北斎や歌麿ほかたくさんの画家さんは、みな春画を描いていて、

娘たちのお嫁入りの道具の一つとして、持参したようです。

 

今の時代とは違い、情報は少なかったですから手引書が必要だったのですね。

 

和服から洋服へ、
スタイリッシュになってボンキュッボンが強調されて、、

でも蒸れるところが出てきてしまった。

 

その対策は、
デリケートゾーンをケアすること(VIO脱毛)だと私は思います。

 

気になることがあればご相談くださいね。

大阪市鶴見区横堤の隠れ家でお待ちしています。

 

 

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